1980年製のAria Pro II 「LP-600B」の出品です。ブラックにクロームパーツの3PUレスポールカスタム、Peter Framptonモデルです。製作はジャパンヴィンテージの名門・マツモク工業。1980年当時の定価60,000円で、職人手削りのアーチドトップにボリュート付きのセットネック、フレットエッジバインディングはすごいです。今同じ内容を国産で作れば20万円クラスでしょう。トップ:チェスナット削り出しアーチトップバック:マホガニーネック:ボリュート付きメイプル3P(ナット幅42mmのレギュラーネック)指板:ローズウッド(フレットエッジバインディング)ペグ:グローバー102CPU:純正PAFレプリカ×3(T-Top)付属品:汎用ソフトケース(写真のギグバッグはプラス3000円でお付けできます。購入前にご相談ください。)コンディションについて。約40年前のギターのため、経年の使用感があるプレイヤーズコンディションです。ボディには小さな打痕や線傷があります。当時の個体に時々見られるバインディングの経年劣化による崩壊はなく、全体的には良好な状態と思います。ネックは大体ストレート。トラスロッド余裕あり。12Fで約2mm強の弾きやすい弦高です。これ以上下げると15F付近で音詰まりがありますが、そこまで下げないので支障を感じませんでした。PU、ポットともに動作しているように思いますが、3PUのセレクター設定がよくわかっておらず、ボリュームをゼロにしても音が出ます。自宅やスタジオで遊ぶ分にはいいのですが、ステージで使うなら配線を見直したほうがいいかもしれません。他にも気づかなかった点などあるかもしれないので、念のため整備ベースのジャンクとして出品します。いずれにしてもさすがマツモク、良いギターです。高品質だった頃の国産エピフォンを作っていただけのことはあります。